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次世代B2Bコマース “グッズ” 創業、シードラウンドで日米の投資家より5.4億円調達

2022-09-22
プレスリリース
次世代B2Bコマース “グッズ” 創業、シードラウンドで日米の投資家より5.4億円調達
次世代B2Bコマース “グッズ” 創業、シードラウンドで日米の投資家より5.4億円調達

goooods株式会社(東京都渋谷区 代表取締役CEO菅野圭介)は、日米の投資家およびエンジェル投資家より5.4億円*(*日本円換算、為替は7月26日時点)のエクイティファイナンスを実施しました。

投資家には、XTech Ventures(東京都中央区 代表パートナー 手嶋浩己), Incubate Fund US(カルフォルニア州マウンテンビュー, 代表パートナー 野津一樹), Vela Partners(カリフォルニア州オークランド, General Partner, Yigit Ihlamur)を迎え、機械学習ベースの次世代B2Bコマースプラットフォーム( https://goooods.com/ )を開発・展開を行っていきます。

グッズ創業メンバー写真・略歴
グッズ創業メンバー写真・略歴

グッズが挑戦する課題と提供するプロダクト

〜 取引先発見・与信管理・債権回収をall-in-oneで行う次世代型B2Bコマースプラットフォームを構築〜

グッズは成長意欲の強いスモールブランドを取り巻くB2B取引の課題を解決するプロダクトを開発・運営するために創業されたスタートアップです。

ECプラットフォームの普及により、誰でも自身のブランドを立ち上げ、オンライン販売することが容易な環境が整ってきました。 一方で、スモールブランドがB2B取引を広げる際には、以下のような幅広く難しい問題を含みます。

  1. 小売店・販売先を開拓するネットワークや営業リソースの不足
  2. 展示会などに代わるマーケティング手段とノウハウの欠乏
  3. 与信のモデル化が個社で対応できないため債権回収リスクが存在(そのため、取引条件を保守的にせざるを得ない)
  4. ビジネス拡大に向けた資金繰りの管理・改善の必要性
  5. 物流の効率化
  6. 需要予測と生産管理に役立つデータ分析基盤とノウハウの不足

グッズは、卸売(B2B2C)の市場における取引プロセスやデータは未だ構造化されておらず、すでにデジタル広告など他分野において活用方法が成熟している機械学習技術を応用することでその生産性を大きく引き上げることができると信じています。 現在、グッズが提供しているプロダクトは、スモールビジネス向けのB2Bコマースサイトです。その裏側では、取引データを生成し、構造化し、機械学習で価値を出しやすい「マッチング問題」「取引に関する信用のモデリング」「需給の予測」へ取り組んでいきます。 これにより、成長しようとするスモールブランドにとって障壁になり得た従来の商習慣を刷新し、B2B取引に参加できるブランドを大幅に増やして参ります。

サービスサイトのトップページビジュアル
サービスサイトのトップページビジュアル
ブランドの個性を高いデザイン性で簡単にカスタムできるブランドページ
ブランドの個性を高いデザイン性で簡単にカスタムできるブランドページ

なぜ、グッズはこの事業に取り組むのか

グッズは“Everyone, entrepreneur” というミッションを掲げています。 情熱を傾けて自らのブランドを立ち上げる。ショップオーナーとして商品を仕入れて販売する。オンラインクリエイターとしてライフスタイルを発信する。副業で好きな商品をセレクトして販売する。テクノロジーが後押しして生まれてきている新しいタイプの作り手・売り手の経済活動は、新世代の「アントレプレナーシップ」のあり方です。

日本は、OECD加盟国のなかでも自信や自己肯定感のスコアが低く、主観的幸福度も長らく下位に位置し続けています。そのような状況にあって、ビジネスを通じて情熱を追求し、選択肢を持ち、自信を深め、将来を楽観し、有益なつながりを得ることはすなわち「幸福を追求すること」であると考えています。 作り手も売り手も、それぞれの情熱を追い求める挑戦者であり、グッズはこうした人々が自信や有益な繋がりを育むための基盤をテクノロジーで実現していきます。

経験豊富な日米の強力な投資家が出資

グッズは創業以来、自己資金でプロダクトの開発を続けてきました。ミッションとして描いている”Everyone, entrepreneur” の世界を実現するため、今回、創業後初めてのシードファイナンスラウンドとして経験豊富で強力な日米の投資家より出資をしていただくことができました。この資金を大切に活用し、創業メンバーを募りながらプロダクトの正式リリースと急速な成長を実現していきます。

Incubate Fund US, 創業者 兼 代表パートナー 野津一樹氏

菅野さんとは10年前からGoogleの同じチームで働いた経験があり、当初からトップパフォーマーでした。Google卒業後、FIVEを創業、LINEによる買収後、事業を引っ張る彼の成長は目を見張るばかりで、またその視座の高さにいつも感銘を受けておりました。数年アイディアの壁打ちしていたのですが、ここにグッズという菅野さんの強い想いとマーケットの交差点の集大成と言えるビジネスを立ち上げることができ、またそれを支援させて頂けることに無常の喜びを感じております。 USにはFaireという時価総額にして2兆円弱にもなるSequioaの肝煎りと言える先行事例があるのですが、グッズは、Faireを凌ぐGame changingな展開が計画されており、また日本に留まらない大きなポテンシャルを感じております。チームの皆さんとは何度かミーティングをさせて頂きましたが、海外でも類を見ないほど優秀なチームであることばかりか、温かい雰囲気を持ったチームです。このチームならより良い世界を一緒に築けると確信しております。

X Tech Ventures, 代表パートナー 手嶋浩己氏 / アソシエイト 山本尚矢氏

菅野さんとは、前回FIVE創業時に知り合い、そこから10年弱程度の付き合いとなります(たまにお会いしていたくらいですが)。ある日、久しぶりに連絡をもらい、本事業構想について話を聞きました。その時は投資の話とかではなく、旧知の仲として雑談させていただいた形ですが、その後、チームメンバー全員紹介いただくなどした結果、ファンドとして投資機会をいただくことになりました。私としては、メルカリ→BASE/heyと続いてきたコマース関連のプラットフォームの新たな波を作れる、スケール感のあるスタートアップだと考えており、これまでの知見もしっかり生かしながら支援していければと思っています。

Vela Partners, General Partner Yigit Ihlamur 氏

As an artificial intelligence enabled venture capital firm in the Bay Area monitoring more than million startups, we believe goooods is a gem with a vast potential. We are thrilled to be partnering with a world-class team on a mission to transform retail and commerce.

創業メンバーを募集中!グローバルチーム・グローバルプロダクトを目指す

連続起業家たちと、米国・中国を含む国際的なキャリアを持つメンバーが集い創業したグッズでは、視座を大きく保ちグローバルな挑戦をしていく第一歩目を歩み始めました。

テクノロジーの発展のなかでeコマースの市場を大きく捉えると、以下のような流れが存在していると考えています。すでに米国では、この分野で1.7兆円を超える時価総額のスタートアップも出現し、B2Bコマースのあり方を再定義しつつあります。その一方で、アジア圏ではこの動きの本格化は始まっていません。 グッズでは、この大きな流れと機会のなかで、日本から世界へ挑戦をしていく創業メンバーを大募集しています。

“Everyone, entrepreneur” 挑戦する人が増えれば、世界はもっと幸せになります。 グッズも一緒に挑戦を続けていきます。少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひ下記ページを覗いてみてください。

https://about.goooods.com/about-us

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